
嵐しょーせつ。Part2
第105章 太陽
雅「和也!これ貸して!」
和「はぁ!?嫌だよ。」
雅「んもー。じゃあ、これは?」
和「それはいいよ。」
雅「うぇーい!ありがとう!」
こいつは生まれた時からの幼馴染。
家が隣同士で部屋も隣。
いつもベランダ伝いで、俺の部屋に来て漫画やら漁って行く。
雅「あ、和也。」
和「んー?」
雅「今年の文化祭何やる?」
和「あー、もうそろそろ決めないとな。」
俺と雅紀は、文化祭の実行委員。
部活に入る代わり、高一からずっとやってきた。
和「あいつらもいるし、明日考えよ」
雅「うん、そーだね!」
次の日、、、
翔「あー、それ考えたんだけどさ。」
雅「え?考えたの!?」
翔「面白いの思いついたぜ!」
智「え?なになに?」
翔「それはー、、、」
『男と女、カップル成立になるか?』
という企画。
翔「俺も俺で彼女欲しいし、、どう?」
潤「へー、なんか面白そうじゃん^_^」
雅「ドキドキする企画だよね!」
智「うん、いいと思う^_^な?和也。」
和「え、あっ、うん、、、」
俺はまだ誰にも相談出来ず、教えてないことがある。
俺は、雅紀に恋をしていた。
いつも俺が口が悪くなってしまうのは、このドキドキを抑えるため。そうじゃなきゃ持たないもん。
でも、相手は男だし俺も今だけ好きなんだって思ってたけど、やっぱ女の子は目に入らなくて雅紀が好きなんだって思った。
