テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part2

第92章 つなぐ



翔「雅紀!こっちおいで^_^」

雅「うん!翔にぃ!」

俺たちは、都内有数に入る超お金持ちの家庭。
毎週土日は親の仕事の関係上パーティー。
お稽古もピアノ、バイオリン、絵画、テニス、、
小さい頃からずっと色んなものを嗜んできた。


雅「和くん。」

和「なーに?雅にぃ。」

雅「翔にぃと遊ぶから和くんもおいで?」

和「うん!」

俺の一個下の弟。
俺は和くんのことが大好きで、いつも一緒にいた。

でも、にぃたちは何故か和くんを嫌っていた。
俺は物心がついた時から和くんとすでに一緒で、なんで避け続けているのかいつも不思議な気持ちになっていた。
そして、俺が3歳の時、潤が産まれて5人兄弟として育ってきた。

翔「なんで、和也連れてくるの!!」

雅「え、だって、、、」

翔「和也は来なくていいの!」

翔にぃは和くんの肩を勢いよく押し倒した。

和「、、うぅ、、泣うわぁーん泣」

雅「和くん!!なんで、こんなことするの!翔にぃ!!」

和「うわぁーん泣」

「、、!?!?どうしましたか!?和おぼっちゃま!」

雅「翔にぃが、、翔にぃがぁ〜泣」

「翔おぼっちゃまが?」

俺もその時悔しくて泣いたのすごく覚えていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ