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異彩ノ雫

第276章  二ノ月 Ⅲ ②




もう 日が暮れる…

想いは胸にしまったままの
今日が過ぎる



喉を見せて笑う おおらかさ
髪をかきあげる長い指
ふと 黙りこむ薄い唇

いつからか
胸に眩しいしぐさとなって…



あなたと過ごす無邪気な時間が
心を少し 軋ませる







【secret】


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