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異彩ノ雫

第273章  一ノ月 Ⅲ ⑤




静かな夜に

忍び寄る寂しさはなんとしよう



グラスに触れる氷と

時を刻む柱時計

硬質な響きがフーガを奏でる



このまま闇に心を放ち

あなたの夢に遊ぼうか…







【閑寂(かんじゃく)】


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