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異彩ノ雫

第271章  一ノ月 Ⅲ ④




あなたがお休みの朝

私はまだベッドのなか…



遠くから聞こえる水音

かすかに届く珈琲の香り



そろそろと手を伸ばし

温もりを探しながら

あなたの足音を待つときめき



ささやかな

けれど かけがえのない

幸せな時間







【gift】


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