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異彩ノ雫

第260章  十二ノ月 Ⅲ




あなたが綴る言葉の雫が

私の胸を濡らし続ける



足元をさらう風

たちまちに過ぎ行く枯れ葉

指先が夕日に染まる



傍らの

冬咲きの花に面影浮かび

潤む心を抱きしめる







【雫】


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