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異彩ノ雫

第257章  十一ノ月 Ⅲ ④




晴れるほどに

風の冷たい一日は

硝子窓のこちら側

珈琲の香りに包まれ過ごそうか



誰も私を探さない

私も 誰とも出会わない



時間の隙間にすとんと落ちて

忍び笑いを洩らすような

そんな一日を過ごそうか…







【今日】


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