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異彩ノ雫

第253章  十一ノ月 Ⅲ ②




小春日和のぬくもりは

さながら 恋しい人の腕の中

ひとときの幻を胸に映す



吐息とともに

仰ぐ蒼天をわたる秋の風…



やがて来る季節の兆しとなれば

深まる想いに 頬が燃える







【小春日和】


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