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異彩ノ雫

第251章  十一ノ月 Ⅲ




秋色の便箋に綴るのは

愛する人への嬉しい便り



真っ赤なダリアが咲いたこと

青い鳥の絵を見つけたこと

早起きが少し得意になったこと



寂しさに 夜ごと涙が流れる…



ペン先が動いてしまわぬように







【秋日和】


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