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異彩ノ雫

第201章  五ノ月 Ⅱ




その人の声は
やさしく 艶めいて
しじまに流れる

ときめく出会いに
少女のようにはしゃぐ声
胸痛む便りに
そっと寄り添う穏やかな声

もしや あなたも聴いていないか…

心に響くその声に
遠い空を重ねれば
眠れぬ夜の華やぎとなる







【radio】




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