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天然執事はいかがです?

第5章 手作りお弁当



【アルトside】


菜月お嬢様はどうなさったのだろう……


感謝の気持ちを込めて、言葉を伝えたら、逃げるように部屋を去っていってしまった。



「…??
私は何か不味いことをしてしまったのでしょうか…?」



俺は一人呟いた。

とにかく明日も喜んでいただけるよう精一杯お仕えしよう。



『アルトさん』

俺はあの笑顔をいつまでもみていたい。



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