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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第6章 ~2人の新たな腐男子友達~

「金的蹴り…流石は、ジークンドー」

痛いって、レベルじゃなさそうだね…。

「ちょっと、アンタ起きてよ!!
チッ!」

女性が男性を見限り逃げようとすると、後ろからいつの間にか来ていた警備員に腕を掴まれる。

「ちょっと、来てもらいましょうか」

「離しなさいよ!!」

女性は、警備員に腕を掴まれたまま連行されて行く。

別の警備員も、倒れている男性をおぶって同じく連行する。

きっと、騒ぎを聞きつけて来てくれたんだろう。

「はい、これお返しします」

僕は、売り子の女性に売上金が入った箱を返す。

「ありがとうございます!」

「いえいえ
お礼なら、彼に言ってあげて下さい」

僕と売り子の女性は、研磨君の方を見る。

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