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花音学園腐男子恋愛日常-前編-

第3章 ~研磨VS真~

「うん、今日も一緒だよ」

「ホント、俺達って何故かいつも一緒になるよな~」

だから、それは運命なんだよ!

デスティニーなんだよ!

2人の中には、運命の赤い糸という名の種が植えられているんだよ!

「って、また妄想モードか」

「いてッ」

いつものように、妄想しては総一朗にデコピンを食らう。


「デコピンしたね!?
親父にもされたことないのに!」

「それはそうと、昨日から梶との事で気になってたんだけど」

飛鳥から、研磨君の話題を切り出される。

「歩と梶って、どういう経緯で友達になったんだ?」

「そうそう、僕も気になってたんだよ」

あぁ、2人共やっぱり気になってたんだ。

「いや、まぁちょっといろいろとね」

総一朗と飛鳥に、何て言えば良いか思い付かなかったので、曖昧な返事をしてしまう。

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