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愛は要らないから…

第6章 叶わぬ恋



コンコン

「飲み物お茶しかないけど…って座ればいいのに」


一応ノックしてくれたあとに
りなちゃんは人数分のコップと冷えたお茶をお盆に乗せて持ってきてくれた


「そうだね、ありがとう」


あのテーブルの横に座るのは俺とりなちゃん
静也の部屋なのにって思い出すと

また少し笑えてくる


りなちゃんとは
おじいちゃん元気?とか
他の妹たちは?とか色々話してもらった

楽しく話してて
変わりないなって、良かったって思えた


俺の方も
学校とかなにも変わりなく過ごしてるよって話した


変わったのは…



「なんで海外行ったんだろうな…」

「でも、もうすぐ帰ってくるでしょ?」

















「………え?…」






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