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上エッチ新幹線

第50章 仲谷慎之助の事情⑭

確かに……覚悟が必要な内容だ。

掛ける言葉も見つからない。

「パパが……好きなの……パパも私のこと
好きだって言ってくれた……」

俺と彩乃なんて比にならないほどの
禁断の愛がここにあった。

「彩乃と慎之助くんはいいよね……戸籍上は
赤の他人なわけだし……結婚だって出来る」

彩乃との結婚。

いずれはしたいと思っている。

俺には彩乃しか居ないのだから。

「ママに嫉妬しちゃう自分が堪らなく嫌なの。
ママのことも大好きなのに」

沙也加は打ち明けたことによって
緊張の糸が切れたのか泣き出してしまい
俺はそんな沙也加の肩を抱いた。

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