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上エッチ新幹線

第38章 仲谷慎之助の事情⑨

「お待たせ~。でもちょっとルール違反
しちゃってま~す。ほら見て」

俺が振り返った途端
彩乃はバスローブの合わせを開いた。

「やめろッ」

慌てて視線を反らした。

「慎之助。何やってんの?よく見てよ」
「見れるかッ。彩乃の裸なんて」

通常であればバスローブの下は裸。

「何言っちゃってんのよ~。慎之助に見せる
わけないでしょうがッ。勿体ないッ!」

恐る恐る振り返る。

彩乃は白いビキニを身に付けていた。

「だから言ったでしょ?ルール違反だって」

腰に両手を当て高笑いする彩乃。

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