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上エッチ新幹線

第22章 財前浩平の事情②

帰りの新幹線でも朋美の隣を陣取り
朋美の個人レッスンを理由に
二人きりのスノボー旅行に誘った。

「俺が教えてやるとか言って偉そうだなって
思ってた」
「でもOKしたよな」
「だって……帰る頃には浩平さんに本気に
なってたもん」

二人きりのスノボー旅行の
行きの新幹線で俺から告白をした。

朋美は恥ずかしそうにコクンと頷いた。

「朋美が顔を上げた瞬間に俺がキスしたの
覚えてる?」
「ぅん。窓側の席だったから逃げられ
なかった」
「えぇ?逃げようとしてたのか?」

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