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〜T.A.B.O.O~

第4章 笑顔

VOCAL:相葉雅紀


『え?どこに行くの?』


車は俺の知らない道を走ってる?
皆の顔を見ると、目をそらしてくる。

なんだよ。
俺には秘密ってか?
いーし別に。
こうなったらとことんふてくされてやるよ。

そんな気持ちを抱きながら目を閉じた。


翔「雅紀?起きて?着いたよ。」


いつの間にか寝てたみたい。


翔「で、申し訳ないけど…アイマスクつけてくれない?」

『なんで?』

翔「いやぁ…まあちょっとね…。」


曖昧に答えるしょーちゃん。
疑いながらも渋々つける。
視界が失われる。
少し怖いかも…。

しょーちゃんに誘導されて車を降りた。
少し歩くと止まり、


翔「よし。雅紀、外してオッケーだよ。」


楽しそうな声が聞こえた。


『いいの?外すよ。』


外した。

目の前にあったのは…


『うわー!すごっ!何この豪邸!』


そこには七階建ての豪邸がそびえたってた。


『え?この豪邸誰の?』


待ってましたと言わんばかりに得意げに話し出すニノ。


和「これはですね…なんと、俺ら【嵐】のものなんです!」


えっ…


雅「えええええええぇぇぇぇっ!」


マジでェ?


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