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〜T.A.B.O.O~

第3章 ヤキモチ

VOCAL:松本潤

翔「いつまで拗ねてんの?」

収録中も翔くんの言葉がリピートされてる。
確かに、俺はいつまで拗ねてんだろ?
ん?拗ねてるのか?怒ってるのか?ヤキモチなのか?

自分の気持ちがわかんねー

ま、とりあえず収録は無事終了。

サダヲ「嵐の皆さん、今日はありがとうございました!楽しかったです!」
翔「いえいえ、こちらこそ。また遊びに来てくださいね」
サダヲ「はい!…名残り惜しいんですが…」
翔「あぁ。確か、次の収録、直ぐにあるんだっけ?」
サダヲ「ええ」
翔「大丈夫。こちらは気にせずに。また共演できることを楽しみにしてます」
サダヲ「じゃあ。今日はほんとーにありがとうございました!」

パチパチと拍手の中、スタジオを後にしたサダヲさん。

スタッフ「嵐さんもお疲れ様です!また来週もお願いします」
『「「「「お願いします!」」」」』

楽屋に戻ってきた。
空気は重いまま。
ニノも気まずそう。
相葉くんなんてオロオロしてる。
大野さんは…何考えてるか分かんなけど。
翔くんは新聞を読むフリをして、俺らの事を観察してるに違いない。
時々視線感じるもん。

そんな中、先手を打ったのはニノだった。

和「ねぇ、潤くん。俺が言えることじゃないけどさ…ちゃんと言葉をぶつけて欲しいな。じゃないと分かんない。」

そう言って、真剣な眼差しを俺に向けた。

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