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〜T.A.B.O.O~

第7章 過去の自分

VOCAL:大野智


やっとハウスに帰ってきたニノ。

それからは何もなく、ただただ日が流れていくだけ…。

だと思ったんだ。

多分、他の三人もそうだと思う。



ニノが退院して初めての仕事。
VS嵐。
その収録の後はそれぞれの仕事が入っていた。

俺もラジオの収録に行った。

ハウスに帰れたのはてっぺんちょい前ぐらい。

ハウスは真っ暗な暗闇に覆われていた。
しかし、ニノの靴はあった。
既にニノは帰ってきてた。

しかし、俺の存在感に気づいてないみたい。


ニノの存在を探した。


リビングの方で音が聞こえる。

そっと扉を開けると、


和「っく…ふえっ…おぉのさぁっん…しょうっさん…ヒクッ…まぁくん…じゅんくん…寂しいよぉ…ふっ…うぅ…」


ニノ…和は泣いていた。

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