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〜T.A.B.O.O~

第7章 過去の自分

VOCAL:櫻井翔


『退院は、どうする?
帰る?泊まってく?
どっちでもいいよ。』


かず…ニノは少し考え、


和「帰ろっかな…迷惑じゃなければ。」


申し訳なさそうに笑う。


『大丈夫。迷惑じゃないから。
じゃあ、先生の所行ってくるね。』









コンコン。


『失礼します。』

医「あぁ…櫻井さん。
二宮さんのことですか?」

『えぇ。今日中に退院することは可能ですか?』

医「はい。いいですよ?
ただ、家に帰っても心のケアを忘れずに。」


とても優し顔で先生は言った。


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