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〜T.A.B.O.O~

第7章 過去の自分

VOCAL:大野智


和「…て。」

『ん?なに?』


俺は優しく問いかける。
すると、ギリギリ聞こえる位の声で、


和「ごめん…ゆるして…」


そう呟いてるのが聞こえた。


『ゆるして?』

和「ごめん…ゆるして…」


しょーちゃんたちの方を見る。
しょーちゃんがこっちに歩いてきた。


翔「かず?」


しょーちゃんの【かず】呼び。
これは、極たまにしか呼ばない呼び方。


翔「なにがごめんねなの?
しょーちゃんに話してみて?」


ニノ…かずは、たまに幼くなってしまう。
その時、俺らは【ニノ】ではなく、【かず】と呼ぶ。
その方が安心するらしい。


和「お…れが、このっ…よ…にうまっれて…き、て。」


涙目になりながら話し始めた。



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