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〜T.A.B.O.O~

第7章 過去の自分

VOCAL:大野智

どれぐらい経ったのだろうか。

多分、数十分しか経ってないのに、俺には何時間も経った気分。


マネ「着いた。」


マネは短く言って、車を降りた。
俺も後ろについていく。

裏口に通され、俺はニノの病室へ急ぐ。

走るの禁止。

そんな貼り紙も今は無視。

エレベーターよりも階段の方が早いと判断した。

なので、VIP専用の十階まで階段をダッシュ。


『…何号室?』

マネ「0109。」

『わかった。』


俺は前にいるマネを抜かして階段を駆け上がった。


『はぁ…はぁ…』


息切れが激しい。
こんなんになるなら、普段からトレーニングしとけばよかった。


『着いた…!』


確か、0109号室は端っこだから…。

またもやダッシュをした。


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