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〜T.A.B.O.O~

第7章 過去の自分

VOCAL:二宮和也


『ん…』

目が覚めたら自分の部屋のベッドにいた。
辺りを見渡す。

やっぱり誰もいない。

悲しくなって泪がこぼれた。

その時だった。


翔「ニノ~?」

『しょ、さん』


翔さんが部屋に来た。


翔「あ!ニノ!
良かったぁ…。
心配したんだよ?」

『心配…。』


俺を心配?


翔「なにキョトンとしてるの?」


苦笑気味に言われた。


翔「それにこの泪の意味は何?」


翔さんの指が俺の泪をすくった。


『ふふ…大丈夫。
大丈夫ですよ。
心配しすぎ。』


冗談混じりに言う。


翔「大丈夫じゃないでしょ?」


大丈夫だよ。
俺は大丈夫。


潤「翔くーん?
あっ!ニノ!起きたの?」


俺が黙ってすぐに潤くんがきた。


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