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〜T.A.B.O.O~

第2章 いつもこんな感じ

VOCAL:二宮和也

『ただいまー』

案外早く仕事が終わり、シェアハウスに帰ると、Jの靴があった。

早いな…。まだ3時だぞ。まぁ、早いことに越したことはないな。

Jがリビングのドアの前で困った顔をして立っていた。

『J?どうした?』
潤「ん?あぁ。カズ、おかえり。早かったね?5時じゃなかったか?」
『案外早く終わりましてね。それよりあなた、リビングに入らないの?』
潤「それかね…。あの人達、リビングでヤってるんだよ。なかなか中に入れなくてさ」

はぁ?何やってんだよ。年上二人が昼間からヤるってさ。もうちょい考えて欲しいね。

ドアに耳を近づけると中から声が聞こえた。

智「んっ、あっダ、ダメ、触っちゃ!そこいやぁ」
翔「ふーん?ダメならやめちゃうよ?それでもいい?」
智「それもダメェん!ふぁぁ。イク!イッちゃうよ!…あ?!なんで?」
翔「どうして欲しい?ほら言ってご覧よ」
智「恥ずかしい…」
翔「当たり前じゃん。じゃないと罰にならないでしょうが。ほら早く言って…」

あぁ。完全にヤってますな。こりゃ入れないですわ。

『ああ…。どうしようね。リビング通らないと部屋に行けないし…。』
潤「このまま待っとくか?」
『それしか方法がねぇ…。』

と、二人で顔をあわせて苦笑いをした。

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