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妄想

第1章 妄想4

辻田「俺えりかちゃんの事好きやねん」

えりか「私が冗談で好きって言ったら、無理だって言ったじゃん」

辻田「変わることだってあるよ。じゃないと毎日新聞の事で怒ったりしないよ」

えりか「それは仕事が忙しくなるなら」

辻田「俺やめるのに、関係なくなるやん。忙しくなっても」

えりか「もーいい、さっきも言ったように、わからへんの、もう何もかもわからへん(泣)ごめん」

えりかは靴をはいて、家を出ていった。

辻田は部屋に戻り、自分のスマホを取り

辻田「電話繋がっていたやろ?聞いてたんやろ?えりかちゃんの気持ちわかってたやろ?なんであんな事言うねん」

山本「俺を試した」

辻田「あれえりかちゃんが試したって思ってるの?違うで、あれは俺やから、ホテル行こって俺が言った時にあのまま行ってたら、俺怒ってた。」

山本「じゃ、さっきのえりかちゃんの事好きって言ったのは」

辻田「あれは本当だけど、山本が止めるか俺が試した。えりかちゃん俺が俺と付き合って言えよって言ったの知ってるやろ!」

山本「帰ってくるのに聞いてなかった」

辻田「な、えりかちゃんの事どー思ってる?」

山本「わからん」

辻田「俺に手を出されると思って、焦って帰って来たんやろ。それでえりかちゃんにあんな事言われたからショック受けたんやろ知ってながらも、それは好きってことじゃなく?もうわかれよ!」

辻田は怒って、辻田も家をでた。

山本は悔しい顔をして、泣いた。

山本はわかっていた。好きだってこと、だけど、えりかちゃんに旦那がいてる事で手が出せなかった。


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