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妄想

第1章 妄想4

業者「俺の気持ちわかってくれ、俺」

山本「この子旦那いるから」

業者「別れさせる!」

えりか「いや、あんたの為に(泣)」

山本「警察に連絡」

山本は業者を捕まえていた。

辻田は警察に連絡入れようとスマホを取り出し

えりか「やだ(泣)」

辻田「えりかちゃん何されそうになったの?」

えりか「警察嫌いいや(泣)」

辻田「嫌いとか、これ許したら、またその男は」

えりか「私やめるから」

山辻田「やめられたら困るから」

えりか「それは仕事の問題でしょ。もー疲れた」

辻田「こんな事あったから疲れたんでしょ」

その時業者は山本を突き飛ばし、逃げて行って、山本は追いかけようとして

えりか「もーいい、ごめん、あたしが悪い(泣)」

辻田「はぁ?」

えりか「助け求めたのが悪い」

辻田「それは話しかけられて、困ってるから求めたのはいい、ここまでされて、警察に」

えりか「警察ウザイねん。こーなるとは私は思ってなかったから、もー疲れた、何もかもに(泣)」

山本「それはわかるよ、こんな事あって」

えりか「ごめんなさい。仕事辞めさせてください」

辻田「何もかもって、恋も疲れたか?」

えりか「(泣)」

辻田「何もかもって、恋もってことだよね」

えりか「もーわかんないよ、思っててもしょうがないでしょ(泣)」

辻田「さっき山本さんって聞こえた。俺に連絡してるのに、えりかちゃんは山本の事しか考えてなかったから、とっさに山本って出たんやろ」

えりか「もーわかんないよ(泣)何もかもに疲れたって言ってるじゃん(泣)今仕事をやめたいって思ったことじゃない、ずっと思ってた、いつやめよって(泣)」

辻田「でもえりかちゃんは山本のことが好きで会いたくって」

えりか「そんなん仕事に対して失礼だよ。山本さんのこと好きやから、仕事する?山本さんが居なくなったら辞めるとか、仕事に失礼だから、ずっと考えてた。私が寸止めができなくなる前にやめないとって(泣)」

辻田「寸止め?」

えりか「もーいや、話したくない」

えりかは立ち上がり、少しフラフラだった。

山本「少し座ってて」

えりか「大丈夫だから、大分遅くなった(泣)」

辻田「もー今日はいいから、後は俺がいくから」



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