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短編集2

第3章 万華鏡

どんどん読み進めていくとひとつの文章にめがとまった。





それは俺が玄関先でノートはいらないと怒鳴った日。











7/3



今日は朝からいいお天気だった。ちょっと体にきたけど毎日学校に通うと決めたからには頑張らないと!
それはそうと今日は午後の講義に深夜くんがいなかった。
体調でも悪かったのかな?頑張って、何とか接点が欲しくてノート書いたけど、やっぱり僕のなんていらなかったみたい。欲張るからこうなるんだよね。次からは気をつけないと。また深夜くんに嫌われちゃうから。















胸が痛い、頭がガンガンする。




俺の考えなしの発言に、一輝はいつも振り回されてたんだ。




いつまでも純粋に俺を想う一輝の文章が、俺にどんどん突き刺さった。





俺はそんな価値のある人間じゃない。



一輝に好かれる人間なんかじゃないっ.....

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