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プリンセスさまのヒミツ

第6章 2人の想い

はいると机の上に何かメモされた一枚の紙。と、前にもあった気がする山のような資料と表。

「『各委員会のレポートのまとめと学校ホームページの誤字がないかの確認&訂正をしておくこと』だってよ。…ただの雑用じゃん。」

「そうだね。」

もう今は目の前にある山のような資料になんて反応もしない。今はただ…返事をすることに関しての緊張と不安、それが私のなかでぐるぐる回っている。

「おい乃愛!!聞いてる?」

「え?あ、ごめん。聞いてなかった。」

「ったく、ちゃんと聞いとけよ。オレがこの資料まとめるから乃愛はこの表にそれをうつす!!分かった?」

「分かった。」

「じゃあ行くぞ。文化委員会のまとめから。えーっと…」

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