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プリンセスさまのヒミツ

第6章 2人の想い

私は授業中ほとんど先生の話なんて聞かずにぼーっとしていた。たぶん今話聞いてても頭になんかはいりはしない気がするから。










やっぱりこういうときって時間がたつのははやいんだね。ひたすら放課後のことを考えてるうちにあっという間に放課後になっていた。

「乃愛、行くぞ。」

「うん…。」

私たちの学年のプリプリの主な活動場所『分割D』の教室に近づくにつれて私の心臓は速さを増していった。

がらがらがらっ

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