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狐と私と先生

第6章 山では、、

ボケッとしてる内に、授業もHRも終わり、
私は昨日のように
素早く帰ろうと廊下に出る。







が、、

「井伏さん」

私の目の前に立ちふさがる、桃木先生。

急いでんのにぃ~(泣)


「資料の片付け手伝って
くれないかい」

「あの、、
私、用事が、、」

断ろうとする私の手を、先生は
ガシッと掴み、
グイグイ引っ張っていく。

「ちょっ、、、」

「いや~、
皆、部活で忙しいらしくて。
井伏さんが、帰宅部で助かったよ」

ニコニコ笑顔で引っ張っていく先生は、、

意外と、 自分勝手くんだ。




そして、

そんな強引な先生を断れない私は、


おバカさん。

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