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狐と私と先生

第4章 ワザと、なのか?

「、、あの、サァ~」

銀の文句を言うトーンが下がったのを見計らって、私は口を開く。

「いつまで、抱きついてるつもり?」

座って勉強してる私を、銀は後ろから抱きしめながら、文句を言っていた 。

「奴の臭いが消えるまで」

そう言って、銀は
腕の力を強めた。

この調子だと、帰るまで
ずっと、このままだろうな(-х-;)。

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