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ミヤちゃんと思春期

第1章 秘密と理由


あいかわらずニコニコと、笑顔のミヤさんに、少し疑問に思ったことを伝える。


「ねえミヤさん」

「ん?」

「なんでぼくに告白してくれたの?」


するとその瞬間、ボンっ! と音が聞こえるほどすばやくミヤさんの顔が赤くなった。


「みみみみ深山くん、そういう発言はデリカシーがないよ……!!」

「え? あ、ごめん」

「いや、いきなりでびっくりしたというか……!」


胸に手を当ててすーはーと息を吸うミヤさんに女子は難しいなって思った。

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