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「なんか…色々ごめん」

相葉さんの顔を見れなくなって、俯きながら謝った

「俺は嬉しかったけど」
だってさ、と相葉さんがまた頬を両手で挟む

「近くに皆いたのに、少し離れてた俺をわざわざ呼んでくれたんだもん」

酔った俺、ヤバいわ
聞けば聞く程恥ずかしさしか沸いてこない

酔った時の本音、ってのは行動にも現れるらしい


「えーと…」

「おかげで今、こうしてられるんだからいいじゃん」

「そうだけど……」

「もう、余計な事考えんな」

顔が近付いた、と思った次の瞬間にはその距離がゼロになった


そっか

考えなくていいのか

俺と相葉さんの気持ちが “一緒“ だった

…これが全てで良いんだ


「にの、好き」
少しだけ唇を離して、相葉さんがにっこりと笑う

そしてすぐに再びキス

だから、次は俺が少し離して

「俺も好き」
小さく呟いて、今度は俺からキス


暫くの間、啄むようにキスしては離して
笑ってまたキスして…なんてのをバカみたいに繰り返していた