今日も明日も
第45章 楽園
「脱ごっか、これ」
ー…気持ち悪いよね
だけど相葉さんはイッてしまった俺を嗤う事なく
後ろから首筋に唇を這わせたまま
俺の履いていたスウェットと下着に手を掛け
「腰、上がる?」
優しく囁いてから、かろうじて上げた腰とシーツの隙間から器用に両方を取り去った
「はずかし…っ、も…やだぁ…」
「凄い、にの可愛い」
慣れてるはずの首筋への愛撫も気持ちいい
相葉さんが抱き締めて、触れる場所が全て熱い
「可愛くなんか…、あ、ああ…っ」
指先が胸の尖りを摘まむ
ちょっと力を入れて捻られると、はしたなく高い声が上がってしまった
そんなんじゃ足りない
もっと強く触って欲しい
胸を弄る相葉さんの手に、自分のそれを重ねて
「…もっと…強くして……」
恥ずかしくてたまらないけど、疼きをどうにかしたい
それに、相葉さんは後ろにいて顔が見えないから
俺も相葉さんに見られる心配もない
そして媚薬の力
これが合わさって、自分も快楽に溺れたくなった
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