今日も明日も
第43章 やさしいキスをして
待ちきれなくなって、自分でスウェットと下着に手をかけたら、その上に相葉さんのそれで包まれる
「脱がす楽しみは俺にちょうだい」
そう言って俺の手をどかし、シーツにそれをそっと降ろし
…微笑んだかと思ったら胸の尖りをいきなり吸われ
「んん…っ、あ…」
快感に軽く背中が浮いた瞬間に、下の服を一気に取り去った
体を覆うものが全てなくなり、いくら布団を被っているとは言え少し身震いしてしまう
だけどそれが寒いからなのか、続きへの期待なのかは自分でもわからない
相葉さんもみずからの服を全て脱いで、生まれたままの姿でお互いを抱き締めた
「体…熱いね、…大丈夫?」
「今さら…何言ってんの」
“それもそっか“
薄く笑った相葉さんの手が内腿を撫でる
「ん…、はぁ…っ」
徐々に上に上がるそれに期待が隠せなくて
既に主張している自身の先が、濡れて行く
「…もう、こんなになってる」
指先だけでその形をなぞり、濡れた先端をくるくると弄られ
「あん…っ」
もう、それだけで達しそうな自分に驚いてしまった
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