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肩を抱き寄せて、下から顔を覗く

赤い顔
少し潤んだような瞳

「…言ってよ、ねぇ？」


「あーもう！ダメ！！やっぱ無理っ！」
「へっ！？」

潤んでた瞳の色が変わり、優位に立っていたはずがあっという間にソファーに押し倒された

「ちょ…っずるい！今日はお前が負けたんだろ？！」

そうだよ、賭けをして負けたのは相葉さんじゃないか
今日は俺に従うって決まったのに！

「だって強気なにのも可愛くて」

…しれっと言うなよ

にんまり笑う相葉さんの力は、俺には到底敵わない
今だって、顔は笑ってるのに押さえ込む力は半端じゃなく強い


「…俺、このままヤられちゃう訳？」
無駄と分かってても、聞いてみる

「にのに愛されるのもワクワクするけど、やっぱり愛したい」

こんな風に返されたら、これ以上何も言えないよ

だって俺だって


…本当は愛されたいんだから


End