今日も明日も
第31章 夏の夜空に
「大丈夫…?もうしばらくこのままで、…」
「いいから、動いて」
…俺から誘った
「にの…それ、反則」
“お前が煽ったんだからね“
相葉さんが、いきなり激しく腰を動かした
「あ、あ、ああ…っ」
揺さぶられるままに後ろから突かれて、俺も声が抑えられなくなった
動く度に、俺の一番感じる所を狙われて
あっという間に熱を吐き出すけど
全く萎えない相葉さんは、イッた余韻に浸らせてくれる間も与えずに俺を攻め続けた
「相葉さ…!顔、見たい…っ」
絶え絶えに訴えたら、一度乱暴に自身を引き抜いて
俺の体の向きを変えた
右足を高く持ち上げられ、再び相葉さんが挿いってくる
今度は相葉さんの首に腕を巻き付けて
その熱い体温を感じながら、また絶頂の波が訪れるのを待ち焦がれた
「にの…っ俺、もうイキそ…!」
荒い息の中、相葉さんが呟いた
「俺も…また、イッちゃ…っ」
「一緒にイコうか…」
相葉さんに応える代わりに、首に巻き付けた腕に力を入れると
相葉さんはチュッとキスをくれてから
今までで一番、激しく俺を貫いた
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える