無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

残り時間は、出来るだけ俺が引き受けて

潤にはなるべく楽にしてもらった



そして、仕事を上がった今

二人でマネージャールームで、朝飯を食べながら

雑用をこなしている



「マジで行くの？」

「もちろん」

「何だかすげぇ急展開」

「ん、俺もびっくりしてる」


二宮さんとの、出来事を報告したら

潤はその大きな目を更に丸くして


…だけど、すごく喜んでくれてるのも伝わって



「上手く行くと、いいな」

なんて、カッコよく笑ってくれて




人を好きになるのに

理由なんて、必要ない


まさに、二宮さんがその言葉そのもの



まずは一歩、進んだから

ゆっくり、ゆっくり

その距離を、縮めて行こう




とりあえず End