テキストサイズ

奇跡を生み出す腕を手に入れた、大阪の兄ちゃんの話を実話で公開

第7章 中学卒業、そして高校に

 まあ、ラリ夫の方が、今はわかりやすいので、ラリ夫で進めましょう。


 ラリ夫もテーブルマジックを披露。


 大きな画面に、胸くそ悪いプチヤンキーの顔が写るんだ。


 あのね、最近イメージに合うやつ見付けた。


 漫才のテンダラーの浜本。


 雰囲気あれだわ。


 物凄いことをやったんだよ。


 蓋のついたガラス瓶を出して、審査員に調べさせたんだ。


 ジャムとか入っているような、ずんぐりした瓶ね。


 そこに1枚のコインを出した。


 たぶん、ハーフダラーだったと思う。


 これも調べてもらって、今度はシールにサインペンで、なにか印を書いてもらうんだよ。


 それを、コインに貼る。


 つまり、これとこれと同じコインは存在しない。


 これを瓶の中に入れて、しっかり蓋をしてもらう。


 道具はすべて確かめてもらっている。


 瓶の中に、印のついたシールが貼られてあるコインが1枚入って、蓋をしている。


 これ、ラリ夫は道具を出しただけで、この作業はすべて審査員がしているの。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ