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理佳のトリセツ~愛あるセックスは智也だけ~

第25章 智也の事情~社会人②~

「もう美鈴とはこれっきりだ。美鈴が理佳の
ことを好きだということは絶対に他言しない」

理佳は俺に想いがある。

そんなものは理佳の表情を見れば分かる。

俺と理佳は永遠だ。

「自分の立場考えてよ。よくそんな減らず口が
叩けるね」
「美鈴とセックスしたことだろ。言いたかったら
理佳に言えよ。美鈴が言えないなら俺が理佳に
言ってやろうか」

理佳は俺と美鈴の間に何かしらを察している。

中区役所での美鈴の立ち振舞い。

あれは勘が良くなかったとしても
普通に気付くであろう。

美鈴が理佳に好意を抱いていること以外
全て理佳に打ち明けるつもりだ。

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