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好きになったらダメだよ

第3章 声は出したらダメだよ?



教室なんだって言われなくても分かってる。



でも……



「んっんっ……はぁ…」



止められない。



伊都とのキス。


伊都の手が私のカーディガンのボタンを外す。


今日は薄手のカーディガンにシフォンのブラウスという出で立ちだ。



「はぁはぁ…伊都ダメだよぉ…ここ、学校。」



カーディガンのボタンが外れたらすぐにシフォンのブラウスにも手をかけられる。



「学校だからなに?」


「だって……」


ダメだもんと言おうとするより先に、またキスで唇をふさがれる。

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