無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

カウンセリングは、週に1度の
頻度で通うようになった。




話題はいつも…彼氏の愚痴。





発端は、岩崎さんの質問。


「彼氏は小和田さんがここに
通ってること知ってるの？」


「知ってますよ。でも…
このこと相談したときに
タイミング悪かったこともあるん
ですけど『頑張ってくださいね、
私は知りません。』と言われたので
もう、いいんです。」

「え、そんなこと言われたの？
タイミング悪かったとか関係ないでしょ。
しかも敬語なのね。」

「怒ったら敬語で私を責めるので。」

「他にも色々辛いこと
あったんじゃない？」



それから出るわ出るわの
彼氏の話。



カウンセリングまでの流れや
ここ最近のケンカの話。



岩崎さんは程よい相槌と
職業柄なのかとても聞くのが上手で
私の話は止まらなかった。