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[現代版] 天使と悪魔

第17章 様々な葛藤

・北山side

北「あの…よ‥んっ」



が、振り返った瞬間にキスされてしまい。

藤…ヶ谷‥クッ!

心臓の鼓動が高鳴り、ヤバいって警告音を鳴らす。

こいつのが益々硬さを増し

熱くなっていくのを直に、肌で感じながら。



北「…っ、ハァハァハァ」

藤「これで分かった北山、俺が欲しいものがなんなのか?」

北「ふっ、藤ヶ谷」

藤「心配しなくても、これ以上は何もしないって」

北「ほんと…か?」

藤「あぁ今日は一緒に寝るって約束したろ、フッ」

北「あっ」



そういえば昼間そんなことを言っていたっけ。



藤「このまま、北山を抱きしめたまま眠りたい、ニコッ」

北「それだけ?」

藤「んっ?他にもして欲しいんだったら要望に答えてもいいけど」

北「ねっ…ねぇって」

藤「なら寝よう明日もあるし、フッ」



って、お前の硬いままじゃん。



北「ぁ…なぁ藤ヶ谷」

藤「まだ何かある」

北「それなんとかならないのかよ」

藤「お前も同じ男なんだから聞かなくても分かるだろならね ニヤッ」

北「くっ」



あり得ない。

結局そのまま眠りにつき、翌朝―



北「勃ったままじゃん」

藤「これは朝立ちなんだから仕方ないだろ」

北「絶体もう一緒になんか寝ないからな」

藤「ぷっ、クククッ」

北「笑ってるんじゃねぇ」

藤「あははっ」



でも、いつかこんなことも笑い話しになるのかもしれないな。



ニ「ガヤ、ミツなに怒ってるんだ?」

藤「さぁ、クスッ」

玉「なんかしたでしょ」

藤「してねぇって」

宮「じゃどうして」

藤「俺は、約束したことを実行しただけさ」

千「本当に?」

藤「だったら、本人に聞いてみればいいじゃん」

横「ミツ」

北「んなに!キッ」

横「いっ、いや、なんでもない」



全てが終わり、平和な毎日がやって来たら。

みんなの笑顔と共に―

そんな俺と藤ヶ谷の2人っきりの夜だった。

ほのかな恋の香りが漂う。





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