
[現代版] 天使と悪魔
第2章 記憶の連鎖①
・河合side
俺達は東京で行われるコンサートのリハの為。
代々木競技場体育館へ集まっていた。
わいわいガヤガヤもう殆どおふざけに近い楽屋。
戸「おはよー」
河「おーっスあれハッシー五関と一緒じゃねんだ?」
橋「うん、なんか用があるとか言って」
河「ふーん」
戸「そういえば塚ちゃんもまだだね」
いつもと変わらぬ光景。
橋「ねぇ郁人」
河「んっ?」
橋「この間、塚ちゃんが変なことを言っていたんだ」
河「どんな?」
橋「羽根がどうとかこうとか」
戸「羽根?」
そう言えば…
戸「少クラの収録のとき、五関が持っていたよね」
河「あぁ、あの黒い羽根のこと」
橋「白い羽根は落ちて来ないの?とかさ」
戸「意味不明だな、クスッ」
橋「でしょ?」
河「まぁ塚ちゃんだから」
と、そのときガチャっと扉が開き。
塚「おはよーみんな元気」
河「昨日も会っただろ」
噂の塚ちゃんがやって来て続けざま。
ガチャ!
河「おっ、五関さま登場だ」
戸「おはよ ニコッ」
でも、なんだか考え込んでいる様子でさ。
河「どうした?」
五「うおっ、郁人なに」
河「いや、なにじゃないよボーッとして」
五「あぁ、ちょっと考えこどをしてた」
河「ふーん」
珍しいな―
が、取り合えずリハは無事に終了し。
塚「五関、今日もお前んちに泊まりに行ってもいい」
五「んっ?いいけど」
河「なに塚ちゃん泊まったの」
塚「この間の少クラの帰りにね ニコッ」
河「へぇー」
これまた珍しい、こいつが誰かを自分ちに泊めるだなんてよ。
メンバーの俺たちでもあまり、把握していない五関の私生活。
プライベートで会うことは殆どなかったから。
しかし、どうして?
橋「俺も行きたいな、ごっちの家」
塚「ダメだめハッシーは、来るなら俺んちにしな」
橋「はっ?」
キャハハハ相変わらず言っていることが滅茶苦茶だ。
塚ちゃんは塚田節を炸裂し元気いっぱい去って行く。
だけど、その胸の内にあったものがなんだったのか。
俺達に気づかせないまま…
・
俺達は東京で行われるコンサートのリハの為。
代々木競技場体育館へ集まっていた。
わいわいガヤガヤもう殆どおふざけに近い楽屋。
戸「おはよー」
河「おーっスあれハッシー五関と一緒じゃねんだ?」
橋「うん、なんか用があるとか言って」
河「ふーん」
戸「そういえば塚ちゃんもまだだね」
いつもと変わらぬ光景。
橋「ねぇ郁人」
河「んっ?」
橋「この間、塚ちゃんが変なことを言っていたんだ」
河「どんな?」
橋「羽根がどうとかこうとか」
戸「羽根?」
そう言えば…
戸「少クラの収録のとき、五関が持っていたよね」
河「あぁ、あの黒い羽根のこと」
橋「白い羽根は落ちて来ないの?とかさ」
戸「意味不明だな、クスッ」
橋「でしょ?」
河「まぁ塚ちゃんだから」
と、そのときガチャっと扉が開き。
塚「おはよーみんな元気」
河「昨日も会っただろ」
噂の塚ちゃんがやって来て続けざま。
ガチャ!
河「おっ、五関さま登場だ」
戸「おはよ ニコッ」
でも、なんだか考え込んでいる様子でさ。
河「どうした?」
五「うおっ、郁人なに」
河「いや、なにじゃないよボーッとして」
五「あぁ、ちょっと考えこどをしてた」
河「ふーん」
珍しいな―
が、取り合えずリハは無事に終了し。
塚「五関、今日もお前んちに泊まりに行ってもいい」
五「んっ?いいけど」
河「なに塚ちゃん泊まったの」
塚「この間の少クラの帰りにね ニコッ」
河「へぇー」
これまた珍しい、こいつが誰かを自分ちに泊めるだなんてよ。
メンバーの俺たちでもあまり、把握していない五関の私生活。
プライベートで会うことは殆どなかったから。
しかし、どうして?
橋「俺も行きたいな、ごっちの家」
塚「ダメだめハッシーは、来るなら俺んちにしな」
橋「はっ?」
キャハハハ相変わらず言っていることが滅茶苦茶だ。
塚ちゃんは塚田節を炸裂し元気いっぱい去って行く。
だけど、その胸の内にあったものがなんだったのか。
俺達に気づかせないまま…
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