
幻想世界☆
第6章 執事の企み②
・横尾side
太輔の部屋へ来ると。
そこにはスクリーンを見つめ茫然としている姿があった。
横「どうしたの?」
藤「わ…た‥」
横「んっ?」
なに!?宮田と健永が。
藤「タマはどうしてる」
横「部屋で、留守番をしている」
しかし、そんな映像を見せなくて良かったと心底そう思う。
邪険にしてはいてもあいつ宮田が大好きだし。
ショックが大きいに違いないから。
藤「でも、話さないわけには」
横「そうだね」
流れる沈黙―
藤「あっそうだ、裸だった時のことだけどさ」
横「あれは俺も裕太もよく分からないんだよ」
藤「えっ」
気がついたらなっていた、そう話すと。
藤「あの執事か」
横「たぶんね、太輔お前は幻想館には行かなくていいの」
藤「獣人を買いに?どうして必要ないじゃん」
本当にそう思う?
藤「悪い、ちょっと出掛けて来るわ」
―が、思い立ったかの如く外へ飛び出して行く太輔。
気になっているんだろミツのことが。
だったら素直になればいいのに。
執事「本当に、正直に抱きしめてあげたら如何です」
横「おまっ、いつの間に」
執事「いい事を教えて差し上げましょうか」
横「なに」
執事「幻想館の主は、亮太という狐の獣人を溺愛しているそうです」
なっ、亮太だって!?まさか
太輔の部屋へ来ると。
そこにはスクリーンを見つめ茫然としている姿があった。
横「どうしたの?」
藤「わ…た‥」
横「んっ?」
なに!?宮田と健永が。
藤「タマはどうしてる」
横「部屋で、留守番をしている」
しかし、そんな映像を見せなくて良かったと心底そう思う。
邪険にしてはいてもあいつ宮田が大好きだし。
ショックが大きいに違いないから。
藤「でも、話さないわけには」
横「そうだね」
流れる沈黙―
藤「あっそうだ、裸だった時のことだけどさ」
横「あれは俺も裕太もよく分からないんだよ」
藤「えっ」
気がついたらなっていた、そう話すと。
藤「あの執事か」
横「たぶんね、太輔お前は幻想館には行かなくていいの」
藤「獣人を買いに?どうして必要ないじゃん」
本当にそう思う?
藤「悪い、ちょっと出掛けて来るわ」
―が、思い立ったかの如く外へ飛び出して行く太輔。
気になっているんだろミツのことが。
だったら素直になればいいのに。
執事「本当に、正直に抱きしめてあげたら如何です」
横「おまっ、いつの間に」
執事「いい事を教えて差し上げましょうか」
横「なに」
執事「幻想館の主は、亮太という狐の獣人を溺愛しているそうです」
なっ、亮太だって!?まさか
