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幻想世界☆

第6章 執事の企み②

・北山side

北「ふわぁー」

河「宏光、眠いの?」

北「んっ?」



ゴシゴシゴシ、眼を擦り郁人の顔をもう1度見る。



北「クスクスクスッ」

河「なっ、なんだよイキなり」

北「あっ、悪い夢を思いだしてしまってよ」

河「はあっ?」



見ればみるほどネ・ズ・ミじゃなく馬だよな…



北「ククククッ」

河「あのよぉー」

北「そういえばこのあいだ言ってた夢、あれから見てないわけ」

河「んっ?あぁーたぶん」

北「ふーん」



俺は毎日、見てる。



戸「今日はなんだか賑やかだね」

北「あぁ、フッ」

橋「仲間が、たくさん増えた」

ニ「それって、喜んでいいこと?」



でも全く気にならなかったのは夢だと思っていたからかもしれない。

ガチャ、キィーッ!



ニ「あぁー大我!」

戸「かっわいいーっ」

橋「タヌキ?」

河「あらいぐまだろ」

北「ちげーよ、あれは」

京「レッサーパンダです」

北「おお、そうだ」

河「調子いいーおまえ」

ニ「ミツ、合わせただけでしょ?」

北「ガハハハッ」



幻想館には大勢の獣人たちが集まって来ていた。

が、それとは逆に買われてく者もいて。



屋「トッツーとハッシー、お迎えだぞ」

戸「えっ」

橋「ごっちだぁーっ」

五「やぁー2人とも捜したよ、こんな所にいたの」

橋「ってことは俺達ここから出られるってわけ?やったぁ」

屋「良かったな」

河「屋良さん俺は?」

五「あれ郁人?いたんだ」

河「えぇーっ」

北「ガハハハッ」

屋「悪いが持てるペットは2匹までと決まっている」

河「そんなぁ」




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