無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

パジャマのボタンがはずされていくのをまるで他人事のように見ていた。

ゆっくりと落とされるパジャマと肌に触れる空気がこれから起こることが現実だと教える。

これが現実なら…私はどうしないといけないのだろう？

自分だけ脱がされるのが恥ずかしくて自分から高宮さんのシャツに手をかけた。

高宮の指がキャミソール越しの胸の尖りを執拗に攻める。

もどかしい刺激に躰がもっとと求めるのをなんとか理性で抑えつけようする。

なのに高宮の唇が布越しに攻めたてその布や舌の感触に我慢が出来なくなる。

「あっ、ダメ…」

震える躰を抑えつけようとするけど止まらない。

高宮の攻めは留まることを知らず気がつけば懇願するように高宮に言っていた。

「もっと私を求めて…」

お願い…私を求めて。
私がここにいていいと認められるように…。

私のことを、存在を…求めて。

…私を愛して…。

高宮がそのきれいな声で何度も何度も自分を名を呼ぶのを沙都子は素直に喜んでいた。

やがて高宮が秘所に唇を這わせた。

そこはもう自分でもわかりすぎるぐらい濡れていた。

高宮の舌が敏感な場所を弄ぶように行き来する。

なんとか止めようとしたけど感じきって脱力している腕では高宮をどけることが出来ず、むしろその愛撫を加速させるだけだった。