
アイツまで徒歩5分
第25章 【番外編☆最終章】アイツまで徒歩★分!
時計を見ると――――…
流石に、最知はアパートに帰ってきている時間帯だろう…
「はぁ〜…もっと早く帰ってきたかったのに…」
早く帰って来て―――…最知を驚かせたかったが…
仕方がない…
ピンポン作戦でも、最知は…驚いていくれるかな?
俺は、タクシーを降り…5日ぶりのアパートを見上げる…
「――――…ん?あれ?」
俺は、時計を見て…またアパートを見上げる…
え?最知…まだ帰って来てない?
最知の部屋に電気がついていないのだ…
一昨日聞いた最知の予定では…とっくに帰っている時間なのだが――――――…
今日は…現場に行くって…
何か…あったか?
意外に…最知は、ガテン系のゲイにもモテる傾向があるから…
現場で――――何か……
「な、訳ないか〜♪」
俺は、馬鹿げた考えをしたと頭を横に降りながら…
自分の部屋を目指した――――…
「―――――――サン…///」
「?」
「んっ///くぁ、陣ヶ岡さん!!」
