
アイツまで徒歩5分
第25章 【番外編☆最終章】アイツまで徒歩★分!
ベッドから…起き上がり…
たたんである陣ヶ岡さんのTシャツを引っ張り……
鼻先に当てる――――――…
「――――はぁ…」
我が家の柔軟剤の香りの奥に……
陣ヶ岡さんの残り香を探す――――…
「///陣ヶ岡さん…少し…だけ…香りが…する」
俺は、Tシャツの香りを胸いっぱに吸い込んだ―――…
すると…寂しい気持ちが甦り…
俺の鼓動を早くする…
「///陣ヶ岡さん……」
Tシャツを抱き締め―――…
俺は、床に倒れた――――…
「んっ…///…陣ヶ岡さんに…会いたい…触りたい…」
///俺は陣ヶ岡さんの香りを追いかけ…
陣ヶ岡さんに触れられたい衝動にかられる――――…
